最近、世界初の「歯周病」治療器『ブルーラジカル P-01』というのが話題になっているのをご存じでしょうか。
歯周病というのは
『歯を失う原因の第1位』と言われたり
『世界で最も罹患率の高い感染症』としてギネス認定されていたりします。
ですので歯に携わる私たちSTアドバイザー(セルフホワイトニングアドバイザー)としてもお客様からご相談を受ける可能性の高い話題としてSTアドバイザー養成講座でもオーラルケアの章で取り上げていますが、その歯周病の治療器が認可されたという事で、これは一気に関心が高まりそうだと感じています。
歯周病の治療とは
ひどい歯周病になってしまった場合、従来は浮き上がってしまった歯ぐきを切り取るとか歯周病によってグラグラになってしまった歯を抜くといったような外科的処置しか方法がありませんでした。
ですので、歯周病がひどくならないように定期的に歯科検診に行って歯石取りをしてもらったり、歯みがき指導を受けたり、また自宅ではデンタルフロスやタフトブラシなどで日々丁寧なケアを続けるといった事で予防するしかなかったわけです。
ですが多くの日本人は虫歯については関心があるものの、歯周病についての関心が薄く知識のない方が多いため「歯ぐきの調子が悪い・・・」と思いながらも正しくケアすることができないまま重度の歯周病に陥ってしまうといった事も少なくありません。
そして歯を抜く・歯が抜ける・歯茎が下がる・歯茎を切り取る といった事になってからその恐ろしさや重大さに気付くことになるのです。
ST(セルフホワイトニング)に来られる20代のお客様でも、歯の白さは気にしているのに歯ぐきは赤く腫れていて、どう見てもデンタルフロスは使っていないし、歯みがきもうまくできていないな…という事が見て取れる方がいらっしゃったりします。
それが世界初「歯周病」治療器『ブルーラジカル P-01』によって、歯を抜いたり歯ぐきを切り取ったりしなくても歯周病を治療できるようになったというのですから、これはすごいことです。
「歯周病」治療器『ブルーラジカル P-01』とは
『ブルーラジカル P-01』について、すでにYouTubeに上がっていたものがありましたのでリンクを張っておきますね。
この『ブルーラジカル P-01』でも使われているのが過酸化水素とブルーの光です。
超音波振動とブルーのライトを使って過酸化水素の殺菌効果を高めながら歯周病を治療していくといったものです。
過酸化水素とブルーの光と言えばピン
と来ませんか?
そうです!医療ホワイトニングに使われているものと同じですね。
ご存じの通り、歯の医療ホワイトニングでも過酸化水素が使われます。
過酸化水素は消毒薬として知られているオキシドールの主成分でもあり、殺菌効果があるわけです。
つまりホワイトニングでも殺菌をしながら歯の漂白をしている、とも言うことができますね。
ちなみにSTも光触媒に除菌効果が認められているので、実際は歯の除菌をしながらSTをしているという事になるのですが、薬機法の規定によりこのことを公に言うことはできません。お客様とのお話しの中で必要であれば個々にご説明することは可能かもしれませんね。
薬機法や光触媒の除菌効果についてもセルフホワイトニングアドバイザー養成講座のジュニアアドバイザーコース、シニアアドバイザーコースで取り上げていますので、忘れちゃったかも…というジュニアアドバイザー・シニアアドバイザーは復習してみてくださいね。