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セルフホワイトニング後の再着色に潜む意外な原因!ミルクティーと豆乳の意外な関係性

こんにちは。セルフホワイトニングアドバイザーの皆さん、そしてセルフホワイトニングにご興味のある皆様。今日は、セルフホワイトニング後の再着色に関する興味深いケーススタディをご紹介いたします。

長年お付き合いのあるお客様、Nさん(56歳)は、大変おしゃれで素敵な女性です。年齢を感じさせない若々しいお肌と、白髪もほとんどない美しい髪を保たれています。食生活にも気を配り、健康的な生活を送っていらっしゃいます。しかし、歯の色だけが、シェードガイドの濃い方の端っこに位置し、少し残念な状態でした。犬歯に至っては、シェードガイドのS40よりも濃い色でした。

当サロンでセルフホワイトニングを行った結果、S28あたりでストップ。これがNさんの元の歯の色だと判断しました。そこで、より効果的なホワイトニングを目指し、歯科でのホワイトニングを推奨。前歯はS10までトーンアップに成功しました。

その後は、セルフホワイトニングによる着色しにくい歯を目指し、定期的なメンテナンスと、当サロン推奨の歯磨き粉やトリートメントをご使用いただいていました。

ところが… 数ヶ月後、Nさんの歯は徐々に着色が進み、気が付くとS32まで後戻りしていたのです!メンテナンスもホームケアもきちんと行っていたにも関わらず、です。他のお客様ではこれほど極端な再着色は経験したことがなく、原因究明に挑むことになりました。

徹底的なカウンセリングを実施した結果、ついにその原因を発見しました。それは、Nさんの食生活にありました。健康に気を遣い、お茶や豆乳を頻繁に摂取し、毎朝ミルクティーを飲む習慣があったのです。

お茶や紅茶のタンニンによる着色はよく知られていますが、セルフホワイトニングでケアしていれば、通常はここまで極端な後戻りは起こりません。私も毎日コーヒーと紅茶を飲んでいますしね。

問題は、ミルクティーにあったのです。お茶や紅茶に含まれるタンニンは、ミルクの乳糖やカゼインと結合しやすく、この結合が歯への着色を強固なものにしてしまうのです。

さらに、Nさんは豆乳も頻繁に摂取していました。豆乳は乳製品ではないため乳糖は含まれませんが、タンパク質が豊富です。このタンパク質とタンニンが反応することで、茶渋のような着色が形成される可能性があります。特に、コーヒーなどを飲んだ後に豆乳を飲むと、歯への着色リスクが高まるようです。これは、豆乳がタンニンと反応することで、タンニンが歯の表面に付着するのを抑える効果があるため、コーヒーと豆乳を混ぜて飲むよりも、後から豆乳を飲む方が着色しやすいという、少し意外な結果です。

着色度合いの可能性の大きい順にまとめると、以下のようになります。

(下になるほど着色度合いが少なくなると考えられます)

1. ミルクティー/カフェオレ

2. コーヒーなどの後に豆乳を飲む

3. コーヒーの豆乳割り

4. コーヒー/お茶/紅茶など単体

Nさんの場合、日常的に着色が強固になるような飲み方をしていたことが、再着色の大きな原因と考えられます。

この仮説に基づき、Nさんの飲食習慣を少し変更していただきました。今後の変化が楽しみです。

セルフホワイトニングアドバイザーの皆様、お客様の飲食習慣についても詳しくお聞きし、より効果的なアドバイスを提供していきましょう。  そして、新たな発見があれば、ぜひ共有してくださいね。

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