セルフホワイトニングサービスを提供する上で、お客様のお口の状態を的確に把握することは非常に重要です。特に、他の業界からこの分野へ参入された方は、これまでじっくりと歯の状態を観察する機会が少なかったかもしれません。
そこで、業務に余裕のある時間、例えば予約の少ない時間帯や急なキャンセルなどで空いた時間などを利用して、「歯の画像を見る」ことをお勧めします。
例えば、「テトラサイクリン歯」や「エナメル質形成不全」の画像を見てみましょう。テトラサイクリン歯の色は、セルフホワイトニングでは白くすることができません。「失活歯」も同様です。これらの知識は、お客様への適切な説明や期待値の調整に役立ちます。
また、歯垢や歯石の付着状態についても、様々な画像を見て理解を深めましょう。歯垢を着色と間違えるケースもありますし、歯垢や歯石が付着した状態ではセルフホワイトニングの効果が期待できないため、必要に応じて歯科医院への受診を促すことも重要です。
様々な歯の状態を学ぶことで、お客様の歯を見た時に、セルフホワイトニングサービスでトーンアップしやすいかどうか、あるいは施術に難しさがあるかどうかの予測が立てやすくなります。 ただし、セルフホワイトニングアドバイザーは診断を行うことはできませんので、あくまで自身の心の中で判断するにとどめておきましょう。
さらに、「歯槽膿漏」や「歯肉炎」の画像も参考になります。これらの状態は、デンタルフロスやマウスウォッシュなどの物販を提案するきっかけにもなります。
あなた自身の歯や歯茎の状態と、調べた画像を見比べてみるのも良いでしょう。日本人の多くは虫歯には敏感ですが、歯肉の状態には関心が低い傾向があります。あなたの歯茎は健康な状態でしょうか?
これらの画像学習は、お客様とのカウンセリングをよりスムーズに進めるための貴重なスキルアップとなります。ぜひ、積極的に画像検索を行い、様々なタイプのお口の中を見て、知識を深めてください。
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